【emma】YOUNG GENERATION
第一線で活躍する “ミレニアル世代”の表現者にスポットライトを当てる。
何に悩み、どうそれを乗り越えるのか。
今学ぶべきことは、先を行く者の中にあるものだ。
今回はオシャレ感度の高い若者から絶大な支持を得る“emma”が登場!
バラエティ番組やテレビCMなどでの活躍の場も増え、さらにはカレンダーを自分で制作するなど、ますますパワーアップしている彼女。
そんな彼女に、仕事への向き合い方、困難の乗り越え方を語ってもらった!
北海道から出てきたばっかりで、東京のそういうのを信じてなかったんです
ーどのようなきっかけでモデルを始めたんですか?
スカウトされたのがきっかけです。学生の時に原宿のナディアっていうお洋服屋さんでバイトしていたんですけど、そこにスーツを着た今の事務所の方が来て。その頃、雑誌のSNAPによく出ることがあったんですが、肩書にお店の名前が書いてあったみたいで、それを見て来てくださったんですよね。
私、北海道から出てきたばっかりで、東京のそういうのを全然信じてなかったんです。でも、事務所の名前を検索したら凄い有名な方ばかり在籍していて驚いちゃって。タイミングよく母も上京してきていたので、じゃあ行ってみようかってなって事務所に行ったのが始まりでしたね。
こういうお仕事をしているので、
誰かに見てもらわないと意味ないんじゃないかな?と思っている
ーここ1、2年ですごく露出が増えたイメージがありますが、
ご自身ではどう捉えています?
いただいた仕事を一生懸命頑張る!っていうスタンスは変わってないですね。でも、やっぱりフォロワーさんが増えたりだとか、今までは気付かれなかったような世代の方にも街中で声を掛けられるようになったのは単純に嬉しいです。こういうお仕事をしているので、誰かに見てもらわないと意味ないんじゃないかな?と思っているので、認知してもらえてるのはすごく嬉しいです。
フォロワーの方は、私がイイ!って思って発信しているモノを“イイ!”って共感してくれているからフォローしてくれていると思いますし。
ー露出が増えてくると、モデル業以外の仕事も増えてくると思うのですが、
そこは難なくこなせましたか?
全部めちゃくちゃ難しいですし、今でもすっごい緊張するんです。
特にバラエティとか映像のお仕事とかは。全然慣れないですし…。
でも、難しいけど私は“何事も楽しんでやろう!”って思うタイプなので 、今日出来なかったとか、全然喋れなかった、って反省するんですけど、わりと“じゃあ次どうしよう?”って考えます。
ー具体的にどう対処しているんですか?
仕事の前の日に詳細を読み込んでイメトレしてから臨みます。
例えばバラエティだったら、過去のやつ(映像)を見たりとかして、
自分なりの準備をしっかりして、あとは緊張するけど“大丈夫!”と思ってポジティブに考えて、“楽しみだな”っていうふうに思っていくようにはしています。
“私はこういう人です!”っていう
パーソナルな部分を出していけるようになりたい
ー活躍の場が広がっていくと
今後のヴィジョンなんかも明確になっていくんですかね
そうですね。モデル業もずっと頑張っていきたいし、自分のもっとパーソナルなところを世の中の人に見せられたらなって思ってきたりしています。
いつかは自分が『A-Studio』(※笑福亭鶴瓶がMC、emmaがアシスタントとして出演する公開トーク番組)のゲストとして出たりとか、
自分の考えているコトとか“私はこういう人です!”っていうパーソナルな部分を出していけるようになりたいなっていうのは目標ですね。
長い目で見ると、プロデュース業ももちろんやっていきたいですし、
いつかは自分の可愛いちっちゃなお店を持ちたいなって思っています!
“裏方も自分でできたらな”って思うようになった
ー最近、カレンダーをプロデュースされたそうですね。
どのようなテイストになりました?
イメージとしては80年代の雰囲気を意識しています。“ちょっとレトロさがあって可愛い”というのが全体のテーマですね。
ーどのように作り上げていったんですか?
まず最初にタミー・ボルピっていう同い年のカメラマンに声を掛けました。タミーとはもともとプライベートでも仲良くて、よく家に遊びに行ったり、カフェでお茶したりする仲で。それでタミーに 「カレンダーやるんだけど、どうかな?」みたいに軽く相談したんです。
そしたら、色々アイデアが出てきて、そこからテーマが決まっていった感じですね。
ーその勢いで本当に制作してしまうなんてすごいパワーですね
元々、クリエイティブに興味があった?
もともと仕事をする前から雑誌が大好きで。結構自分で買って読んでたんですけど、裏方の人を間近で見るようになって、表に出るのもすごく好きだけど“裏方も自分でできたらな”って思うようになったんです。自分が一番好きなことを出来るじゃないですか、「じゃあこの服で、このメイクで」とか。裏方だったら全部自分でそれも決めれるなって思って、興味を持つようになって。今回発売するカレンダーもそういう延長で作りました。
私はやっぱり制作がすごく好き
ー表に出ることは今後も増えていくと思うのですが、
制作者側としても継続していくんですか?
そうですね。もちろん表に出ていろんな人に発信できる立場っていうのがありきなんですけど、私はやっぱり制作がすごく好きなので続けていきたいですね。
将来的には服のデザインとかもやりたいですし、いろんなことに挑戦していきたいって思います。
■えま
1994年4月1日生まれ。モデル。北海道出身。
2013年、プロモデルとしてデビュー。
2014年より、人気ファッション誌ViViの専属モデルに。
最近ではモデル業以外にもCMやバラエティなどに出演し、お茶の間の支持を得ている。
また、自身でフォトブック、カレンダーを制作するなどクリエイティブな一面も持つ
Instagram
@okss2121
Twitter
@okss_emma_2121
公式HP
https://www.stardust.co.jp/section1/profile/emma.html
インフォメーション
TV番組「A-Studio」(TBS系、毎週金曜23:00~23:30)出演中
オフィシャルカレンダー「emma Calendar2018.04-2019.03」
(発売日:2018年3月26日、価格:\2,000⦅税抜⦆、
サイズ:A5判 卓上ケース入り、発売:SDP)が発売決定!
イベント情報 カレンダー先行発売記念イベント
日時:2018年3月25日(日)15:30〜
場所:渋谷 HMV&BOOKS SHIBUYA 6F
住所:〒150-0041 東京都渋谷区神南1丁目21−3
PHOTO:HISANORI SUZUKI
STYLING:KANA TANAKA
HAIR&MAKE:SAYOKO YOSHIZAKI(io)
TEXT:ANDO
衣装
ロゴフーディー /TOXGO(THE GOOD CAMPANY)
リプパンツ/jóuetie ルミネエスト新宿店
シューズ/スタイリスト私物