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CULTURE VIDEO MAGAZINE FOR YOUTH

Run on clouds.

Sponsored by On

多種多様な音楽ルーツをMIXしたサウンドで日本のポップス界を牽引するAwesome City Club。多くのリスナーを唸らせる当バンドでボーカル/シンセサイザーを担当しているのがPORIN。彼女の才能は音楽だけでなくファッションでも発揮され、自身のブランドである「yarden」ではデザイナー兼ディレクターを務めている。

そんな彼女と今回コラボレーションが実現したのが、スイス生まれの高性能ランニングシューズ&ウェアブランドとして知られている「On」だ。ランニングが趣味という彼女と「On」のアイテムにフォーカスしつつ、自身のONとOFFの過ごし方について語ってもらった。

■PORIN’S ON “MUSIC”

「生っぽいサウンドに囚われない、音作り」

――普段はAwesome City Clubとして活躍するPORINさんですが、5周年を迎えるタイミングで何か音作りやサウンド面で変化はありましたか?

PORIN基本的には、ダンスミュージックやソウル、ブラックミュージックをルーツとしているところは変わってはいないんですけど、最近は音作りの面で打ち込みベースにチャレンジしたり、バンドっぽい生っぽいサウンドに囚われすぎないようにしていて。でも、ライブではメンバー4人が演奏している姿がより良く見えるようにアレンジを変えていたりもするので、音源とライブの違いをリスナーの方には楽しんでもらえる気がします。

――バンドや個人として新しい試みにチャレンジしていると?

PORINバンドとしては、バンドの枠に囚われすぎないで、サウンド面でのアプローチの仕方を変えたりしています。個人的には歌のニュアンスを意識していますね。大人っぽいニュアンスの少し低めなキーの歌の表現を頑張っていたりします!

PORIN’S ON “yarden”

「ファッションと音楽の垣根を超えたい」

――ファッションブランド「yarden」もスタートして1年経ちましたよね。

PORIN「yarden」は去年からスタートさせたアパレルブランドで、自分でデザインをしてディレクションまで行っています。音楽のすぐ側にはいろいろなカルチャーがあって、ファッションもその一部で、すごく大事なエッセンスだと自分は思っていて、その垣根を越えるために、私が何かアクションを起こしていきたいなと思って始めたのがきっかけです。

――改めて「yarden」の名前の由来を教えてください

PORIN「yarden」は「yard」と「garden」を合わせた造語なんです。もともと実家がお庭の会社をやっていて、そういった自分のルーツや幼い頃から見てきた景色をお洋服に落とし込みたいなと思っていて。お庭ってすごい刹那が詰まっていて、日本の四季を表しているし同じ表情を一切持たないと思うんです。そういう刹那とかをお洋服に落とし込められたらいいなと思って、「yarden」というブランド名にしました。

――普段はどんなものをアイデアソースとしているんですか? 2020春夏のテーマを教えてください。

PORIN「yarden」は花をモチーフにすることが多いんですけど、今回はアネモネという花をモチーフにしました。アネモネの花言葉は「儚い恋」。切ない花言葉を持っている花なので、今回は切なさや寂しさをお洋服に落とし込みました。

――「yarden」として今後チャレンジしたいことはありますか?

PORIN:せっかく音楽をやっているので、ミュージシャンの方とコラボレーションしたいなと考えています。ファッションと音楽の垣根を超えていくというスタンスでやっているので、「yarden」というブランドと自分の好きなミュージシャンとコラボレーション企画を今計画していますね。

――え、そうなんですね! どんなアーティストとのコラボを考えているんですか?

PORINそれはまだ言えないんですけど、結構親和性のあるバンドさんだったり、意外性のあるアーティストさんもいますね。

――今後、「yarden」はどのようになっていくのでしょう?

PORIN:規模を大きくするというよりかは、長く深く愛されるブランドになりたいなと思っているので、焦らずにいいものを作っていけたらいいなと思います。

「同じことを永遠に繰り返すのが苦手なタイプなので、リフレッシュにもなる」

――音楽とファッションを両立させるのってめちゃくちゃ大変じゃないですか?

PORIN:実際、両方を行ったり来たりしていますね。音楽の仕事の合間にココに来て、仕事して、また違う現場に行くとかはありますね。でも、私は同じことを永遠に繰り返すのが苦手なタイプなので、リフレッシュにもなるというか、「yarden」は特に自分の好きなことしかやっていないので、デトックスにもなっているというか、そういうのがすごいバランス取れている感じがします。

――今日も私服カワイイですね。

PORIN:今日は「yarden」のセットアップにアニエス・ベーのカーディガンと帽子なんですけど、アニエスは幼少期からすごい着ていて、自分のルーツでもあるので着てみた感じですかね(笑)。Onのスニーカーも私らしいピンクを選ばさせていただきました。

sneaker introduction 〜Cloud〜

世界中の数百万のランナーから人気を博す、Onのベストセラーシューズである「Cloud」。アウトソールには、特許技術のCloudTec®を採用し優れたクッショニングとソフトな着地を、また新形状のクラウドパーツは優れたパフォーマンスとグリップ力を体感することが可能。アッパーに使用されたメッシュ素材のおかげで通気性も抜群で長時間履いてもノンストレス。

ランニングはもちろん、洗練されたデザインや幅広いカラーで展開されているため、普段使いにももってこい。自身のワードローブに合わせて、お気に入りのカラーリングを見つけ、街へ繰り出そう!

Cloud
¥15,180

PORIN’s VOICE

とにかく軽くて歩きやすいです。カラーはたくさんありましたけど、一番自分っぽいRose|Sandをセレクトしてみました。こういう曖昧な色味のものってあんまり見ないカラーというか、繊細さがあってすごい素敵だなと思いましたね。あとはすごく女性らしいと思います!

■PORIN’S OFF “running”
「頭の中をリセットしたいときに走ります」

――PORINさんはオフのとき、どのように過ごされるんですか?

PORINあまりオン・オフの境目のない仕事だなと思っているんですけど、オフのときはできるだけ身体を休めたり、たまに運動をしたり、ランニングをしたり、遊びに行ったり。そこで得るものってすごく大きかったりすると思うので、休むときもあれば、インプットの場としてオフの場を利用することもあります。

――PORINさんがランニングをする意味とは?

PORIN:記録とかには興味はないんです。ただ自分の頭の中を整理したいときとか、リセットしたいときに走っていますね。

――確かに、リセットに向いてますよね。

PORINなんか考えなきゃいけないときに頭がパンクしそうになるので、そういうときに走ることが多いですかね。走ると体もリラックスできるし、余計なことも考えなくても済むので!

―忙しいと思うんですけど、いつ走ってるんですか?

PORIN夜が多いですけど、特に決まってはないかな。思い立ったら走るみたいな。多分、義務になってしまったらすごく嫌なので。トレーニングの一環としても考えていないので、リフレッシュとして走りたいときに走りますね。

――どのくらい走ります?

PORIN:場所は公園とかが多いです。時間も全然決めてないんですけど、30分から1時間くらいですかね。

――一番、最初に走り出したのはいつですか?

PORIN本格的に走り出したのは、中学校のときの陸上部、部活動で走り始めました。

――部活を辞めたら、走るのを辞めてしまう人も多いイメージ。

PORIN:確かに、そうかも! 私はもともと短距離だったので、長距離は苦手な方だったんですけど、友達と走る機会が大人になってからあって、やっぱり走るのがすごく好きだなと思ったので、今でも走っていますね!

sneaker introduction 〜Cloudswift〜

On特有のズバ抜けたクッショニング性を兼ね備え、気候の寒暖にも幅広く対応することのできる「Cloudswift」は都市を舞台としたロードランに適したモデル。路面の温度が急上昇しても、通気性のあるエンジニアードメッシュのインソール構造が足をさわやかに保ち、タフで伸縮性のあるTPUサイドバンドが、街中の短距離ランでミッドフットを優しく支えてくれる安心設計になっている。

さまざまな場面に適応する汎用性の高いモデルなだけあって、ちょっとしたランニングやお休みの日の長めのランニング、通勤中などこの1足さえあれば、疲れ知らず。体感したことのないクッショニング性と走りやすさをぜひ、一度体験してみてはいかがでしょうか。

Cloudswift
¥17,380

PORIN’s VOICE

寒い日にも適しているっていうのが、すごくいいですよね。カラーはあえて白 (Glacier |White)にしました。汚れやすいけど、汚れやすいからこそ大事にするじゃないですか。それがすごくいいなと思って白をセレクトしました!

PORINさんも履いていたシューズを実際に試してみよう!現在〈オン〉では、実際にシューズを外で履いて走っていただき、もしご満足いただけない場合は、使用後のシューズも30日間ご自由に返品いただけるキャンペーンを期間限定で実施しています。オフィシャルサイトにてチェックアウト時に”
TRYONJAPAN ”のコードを入力すれば、キャンペーン対象になります。※シューズのみが対象、2020年1月22日(日)まで

on-running.com

PORIN’S Next Vision

「国民的な存在になりたい」

――今後、どんな人間になっていきたいですか? 目標を教えてください。

PORIN遊ぶように日々を生きているので、仕事という意識が全くなくて、自分がやりたいことをとにかく追求してやることに尽きるのかなと思っていますね。あとはそれを突き詰めていってちゃんと国民的な存在になれたらいいなと思っています。

――PORINさんの哲学ってどんなものなのでしょうか?

PORIN:“オーセンティック”っていうのをすごく大事にしていて、いかに自然体でやれるか、自然体の自分でいろんな物事に取り組めるかはすごく大事にしていますね。リスナーもお客さんもすごい頭がいいというか、嘘とかもすぐバレちゃう世の中だと思うので、そういう嘘のない発信・表現をしていけたらいいなと思います。

――常に自然体でいることはある意味難しいことですよね。

PORINすごく傷つきやすかったり、影響されやすかったりするんですけど、作るのが私は苦手というか、演じる方が苦手なんです。だから別に自然体でいてそれを批判されても、それはそれというか受け入れられるのかな。怖さとかはあんまりないかもしれないです。

――傷ついたら、すぐ立ち直れますか?

PORIN:いや、めちゃくちゃ引きずります(笑)。でも周りにすごい素敵な人がたくさんいて、出会いとかご縁とかにはすごく恵まれていると思うので、そういう人に日々支えられているなって思いますね。

今回のOn×PORINの特別企画では、普段知ることのない、PORINのアーティストとしての顔から、デザイナーとしての顔、そしてOFFの姿を垣間見ることができた。

最先端の技術を用いて唯一無二のシューズメーカーとしてさまざまなシューズを世に送り続ける「On」の精神と、いちアーティストとしてさまざまな顔を持ち、ランも趣味だというPORINのパーソナルは共通する部分があると感じた。

これから両者がどんな進化を遂げていくのか、ますます目が離せない!

Brand Information

On

2010年に元トライアスロン選手のオリヴィエ・ベルンハルドと、ディビット・アレマン、キャスパー・コペッティが創業したスイス発のランニングブランド

「ランニングの世界を変える」を目標に掲げ、世界最軽量のクッション系ランニングシューズ「クラウド(Cloud)」などを展開。「アクリス(AKRIS)」のブランドコレクションにてランウェイデビューを果たすなど、ランニングだけでなくファッション業界からも注目されている。

on-running.com

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PORIN’s Information

PORIN

2013年に結成された4人組バンドAwesome City Clubでボーカル/シンセサイザーを務める。コンスタントに全国ツアーを行いながら、多くの国内外フェスにも参加。2020年のオリンピックイヤーには「Welcome to Awesome City」と銘打ったカルチャーフェス開催を目標に掲げている。

また、自身のブランドである「yarden」ではディレクターを務め、さまざまな舞台で積極的に活動中。バンド・ブランドともに目の離せないアイコンの1人。

awesomecityclub.com

instagram:@ppporin

TEXT:SHUNSUKE SASATANI
PHOTO:HISANORI SUZUKI
HAIR & MAKE:NATSU.
EDIT:KEITA ANDO